第42話|平均寿命は90歳超え⁉ 私の人生設計が追いつきません!

星空が広がる幻想的な夜のリビング。金色の砂時計と開いた本から、オレンジと青紫の二本の光の道が伸びる。平均寿命と一人ひとり異なる人生を表現した第42話の3Dイラスト。 人生と再起

皆さま、
こんばんは。

かりおです。

本日、
生命保険の担当者さんが保険料率の改定について説明に来られました。

そこで話題になったのが平均寿命。

2025年の日本人の平均寿命は、
男性81.35歳。

女性87.33歳。

へぇ〜。

女性はもう87歳超えなのね。

長い目で見れば、
寿命もずいぶん延びました。

……って。

ちょっと待って!

私がその年齢になる頃には、
平均寿命が90歳を超えているかも⁉

えええっ!

 

私の人生設計、平均寿命の延長に追いついていませんけどぉぉぉ〜〜〜‼

 

いやいや。

これはあくまで平均。

私はそのラインの上?

それとも下?

歩数計や体組成計なら毎朝確認できますけど、
寿命ばかりは測り直せませんからねぇ。

■ 平均さんって、どちらにお住まい?

そもそも平均って、
誰のことなのでしょう。

上なら優秀?

下なら残念?

そんな単純な話ではありませんよね。

父はすでに平均寿命を超えて久しい人。

遺伝子検査でも、
長寿に関連する結果が出ていました。

さすが父!

一方の母は栄養士で運動好き。

母方の祖父は85歳で亡くなり、
女性の親戚は89歳以上の長寿ばかり。

えっ。

親戚一同、
平均寿命を押し上げる一族なのかしら。

 

沖縄出身じゃないんですけどねぇぇぇ〜〜〜‼

 

とはいえ、
遺伝子も暮らし方も人それぞれ。

私の未来まで決まるわけではありません。

■ 同じ長寿でも、同じ人生ではない

今年5月、
親族の叔母が89歳で亡くなりました。

第39話に登場した、
あのロックミシンの持ち主です。

叔母は最後まで自立した女性。

体調に異変を感じると、
自分で階下の方に助けを求めたそうです。

 

「救急車呼んで!」

 

そして救急車の中では。

 

「もう、逝こかな」

 

……叔母らしい。

最後まで自分の意思を伝えた人でした。

一方の夫はアルツハイマー病を患い、
療養型ホームで10年間を過ごしました。

そして91歳で、
その生涯を閉じました。

89歳と91歳。

二人とも平均寿命を超えています。

けれど、
過ごした年月はまったく違いました。

数字だけなら、
どちらも長寿。

でも二人の人生は、
その数字には入りきらないのです。

 

寿命は数えられても、人生の中身までは数えられません。

 

■ 私の人生、平均さん任せにはできません!

平均寿命は、
社会の変化を知る大切な数字。

でも私の寿命を、
予言してくれるわけではありません。

第40話の歩数計。

第41話の体組成計。

そして今回の平均寿命。

数字を見ているつもりが、
いつも数字に振り回される私。

数字の向こうにある暮らしや人生も、
ちゃんと見なくてはね。

……それにしても。

保険の説明を聞いていただけなのに、
いつの間にか90歳を超えた自分の人生設計まで。

まだ予定表にも書いていませんよ?

 

平均さん! 私の未来まで勝手に予約しないでくださいませぇぇぇ〜〜〜‼

 

それでは皆さま。

今夜も、
どうぞよい夜を。

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