皆さま、
こんばんは。
今日は本当に、
まいったまいったのかりおです。
実は私、
たくさんの子どもたちを指導しています。
楽しいだけではいけません。
人としてのルールも、
きちんと伝えなくちゃ。
ところが今日。
小学4年生のお姉ちゃんと、
小学2年生の弟君が登場。
どうやら電車で姉弟げんかをしてきた様子。
午前11時15分。
弟君が座り込んで、
ひと言。
「お腹空いた!」
そして動かない。
あらまぁ。
また始まりましたね。
私にご機嫌を取らせたいの?
お姉ちゃんを困らせたいの?
本当にお腹が空いているのかしら?
「朝ごはんはちゃんと食べてきた?」
「食べた」
あっそ。
……でも今日は、
簡単には折れませんからね。
■ 帽子にICカード! 帰宅準備は完璧⁉
いつもなら、
あれこれ声をかける私。
でも今日は、
少し距離を置いて様子を見ることに。
すると弟君。
帽子をかぶり、
電車のICカードを首から下げ、
リュックを背負って大騒ぎ!
「帰る!」
ちょっとぉ。
準備だけは完璧じゃない?
でも一人で電車に乗って帰れないでしょ。
その間にも、
約20人の子どもたちが集合。
全体練習が始まります。
私は弟君の安全を気にかけながら、
ほかの子たちの練習を進めました。
一人のご機嫌に、
全員の予定を合わせるわけにはいきませんからね。
今日は負けないわよ!
■ 私の予想を裏切った上級生たち!
ところが、
ここで思いがけない展開。
中学生のお兄ちゃんや、
小学6年生のお姉さんたちが、
代わる代わる弟君のもとへ。
「君が来ないと困る子がいるんだよ。来てよ〜!」
あら?
みんな優しいじゃありませんか。
私が練習を進めている間も、
上級生たちは声をかけていました。
すると……。
なんと!
弟君が反応したんです!
えええっ⁉
そして気づけば、
全体練習に参加しているじゃありませんか!
お願いされたかったの⁉ そういう入り口がありましたのぉぉぉ!
もしかして、
みんなの輪に戻るきっかけを探していたのかしら。
本当の気持ちは本人にしか分かりません。
でも、
私が予想していた展開とは大違い!
ちょっとぉ!
さっきまでの大騒ぎは、
何だったんですか〜?
■ いちばん成長していたのは誰⁉
今回、
何より驚いたのは上級生たち。
周りを見て、
自分から動いて、
代わる代わる声をかける。
あらまぁ。
みんな、
いつの間にこんなに成長したの?
実のお姉ちゃんも、
弟君につきっきりにならず、
自分の練習に集中していました。
そうそう。
あなたにも、
あなたの大切な時間があるんですよね。
私は距離を置いた。
上級生は声をかけた。
そして弟君は練習に戻った。
同じ子でも、
関わる人や言葉が違えば、
反応も変わるのねぇ。
次はどう関わろうかしら。
また現場で考えてみなくちゃ。
それにしても。
今日は絶対に振り回されない!
そう決めていた私。
まさか上級生たちに、
こんなに驚かされるとは。
ちょっと皆さま! 指導者の私の予想を、そんなに軽々と飛び越えないでくださいませぇぇぇ〜〜〜‼
……でも次回も、
小さな反乱軍に白旗を振る予定はございません。
むしろ私のほうが、
研究課題を一つ増やされましたわ。
それでは皆さま。
今夜も、
どうぞよいひとときを。



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