皆さま、
おはようございます。
言葉って、
ほんっと便利なくせに厄介ですねぇ。
言ったつもり。
伝えたつもり。
分かってもらえたつもり。
この「つもり」というお方。
なかなかの曲者なんです。
昨日はそのことを考えすぎて、
私の頭の中で緊急会議が始まりました。
ところが議長不在。
議題ばかり増えて、
まったく閉会できませぇぇん!
■ 早朝の職場に、ぽつんと一人
昨日の早朝。
若い女性スタッフが、
職場でぽつんと座っていました。
いつものお化粧もなく、
少し泣いた後のようなお顔。
あら?
どうしたのかな。
私はそっと声をかけました。
「バディとの作業は終わったの?」
「はい」
「ちょっと一人で作業したくて」
……なるほど。
これは何やら、
事情がありそうですねぇ。
実はこの二人。
もう二年ほど、
すれ違いを繰り返しています。
また何かあったのかしら。
でも、
私は現場を見ていません。
ここで勝手に推理を始めたら、
名探偵かりおの暴走です。
しかもこの探偵、
肝心の証拠を持っておりませぇん!
■ 言葉が届かない! 配達先はどちら?
仕事の不具合を指摘する。
改善をお願いする。
でも、
思うように伝わらない。
説明する側も焦る。
相手も感情的になる。
そして最後は、
言葉より感情が先に走り出す。
あらら。
こうなると、
もう話し合いどころではありません。
言葉は出発したのに、相手の心へ配達できませぇぇぇん!
「ちゃんと」も、
「普通に」も、
人によって受け取り方が違います。
同じ言葉を使っていても、
頭に浮かぶ景色は別物かもしれません。
いやぁ。
言葉って、
取り扱い注意ですわねぇ。
■ 聞き役のつもりが、私も話していました
今回は、
何があったのか詳しく聞き出さないことにしました。
話したくなったら、
話せばいい。
せめて一人ではないと、
感じてもらえたら。
すると彼女が、
少しずつ口を開きました。
「相手の家庭環境が悪かったんだと思います。可哀そうだなあと思うんです」
仕事以外にも、
複雑な事情がある様子。
それでも彼女は言葉を選び、
仕事の話に戻しました。
相手を責めたくはない。
でも、
自分だってつらい。
そんな揺れる気持ちが、
伝わってくるようでした。
私は自分の経験も少し交えながら、
プロとしての接し方や、
言葉の返し方について話しました。
ただ、
一番痛そうなところには触れずに。
彼女は黙って聞いていました。
■ 私の言葉は、どこまで届いたの?
そこへ他の人が入ってきて、
会話は終了。
私はそっとその場を離れました。
でも、
気になるんです。
彼女は少し楽になったのかしら。
それとも、
また分かってもらえなかったと感じたのかしら。
黙って聞いていたからといって、
納得したとは限りません。
言葉を短くすれば伝わる?
具体的に説明すれば解決する?
きっと、
それだけではないのでしょうね。
相手の顔を見て、
反応を確かめて、
また考える。
話すことより、
どう届いたかを知るほうがずっと難しい。
一晩たっても、
昨日のことが頭から離れません。
そして気づけば、
私自身の言葉まで調査対象。
人の言葉を心配していたら、私の言葉まで行方不明ですぅぅぅ~~~‼
あらら。
頭の中の会議、
まだ終わりそうにありません。
せめて次に会ったとき、
彼女が少しでも穏やかな顔をしていたら。
そんなことを願いながら、
今日も言葉と格闘するかりおです。
……それにしても。
議長はいつ出勤してくれるんでしょうねぇ。
それでは皆さま。
本日も、
どうぞよい一日を。



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