健康の家出

未分類

最近
私の自宅近くに人気のベーグル屋さんがあるんですが
朝から元気に並んでいる人々を横目に、
私はいそいそとその向かい側を通るのですよ。

で、お店の傍観していたら
見知らぬおばちゃんに声を掛けられましてね。

「あそこのベーグルは美味しいわよ!朝はしっかり、食べなきゃ健康は逃げていくわよ!!」

とね。

いやいや、私の健康は逃げ足が速いらしく、
毎日追いかけっこしてる状態なんですが
そんな事言えるはずもなく、
曖昧な笑顔でその場を逃げ出したワケです。

ただ、去り際にチラッと見たおばちゃんのオーラが
あまりにもピッカピカだったものだから
私の心の中でひとつの疑問が生まれたんです。

「…健康ってもしかして、ベーグルより強い何かがあるのか?」

そんな前フリを胸にしまい込みつつ
本日の本題へと入っていきましょうか。

■ 1.健康は“頑張る”より“遊ぶ”で作られる

私も昔は
健康になるには努力しかないと思っていました。

運動しろ
食事制限しろ
早寝早起きしろ

とにかく根性と精神論で殴りつけられるような
そんな常識に縛られていたワケです。

実行したり、さぼったりですけどね。

でもね?
ある日ふと気づいてしまったんですよ。

健康って努力より“遊び”の方が継続できるやん…!

例えば
散歩をするにしても「歩かなきゃ…」と思った瞬間に
心と体は重くなるんですよ。

でも
「新しくできた犬の散歩コース見に行こ」
「知らない路地を冒険しちゃお」

こんな感じで“遊び”に変換するだけで
歩ける歩ける。

旅行なんてしようものなら、先日は京都を20,000歩以上歩いていましたからね。

しかもルンルン。

そもそも人間って
「頑張るぞ!」より
「ちょ、ちょっと面白そう…」の方が動ける生き物なんですよね。

そしてその積み重ねが
気づけば運動量になり
気づけば体力になり
気づけば健康というご褒美になる。

つまりは
健康とは真面目に追いかけず
遊びながら自然と追いついてしまうもの。

これが私の導き出した答えなのです。

 2.体を変える前に“心の休憩所”を作る

これ私の持論なんですが
世の中の健康本や動画って
ほとんどが体の方法論ばかりなんですよ。

たしかに体を動かすのは大事。
でもね?

その前に、もっと大事な場所があるんです。

心の休憩所がないと、健康は家出する。

人間って
ストレスが溜まれば
睡眠が浅くなり
暴飲暴食し
運動なんてする気がなくなり
結果的に体がゆるゆる崩れていくんですよね。

つまり
体より先に“心”のメンテナンスをしないと
どんな健康法も効果が半減してしまうワケです。

じゃぁ心の休憩所ってどう作るの?
という話なのですが、
これまた意外とシンプルでして。

「毎日5分だけ自分の好きな音楽だけを聴く時間を作る」
「スマホを触らない“無”の時間を1分入れる」
「深呼吸を3回だけして何も考えない」

これだけ。

びっくりするほど簡単なのに
気持ちがスッと軽くなり
体も自然と動きやすくなる。

要は
心がリラックスすれば
体が健康を迎えに来てくれるんですよ。

無理に動かそうとするから続かない。
心のスペースを作れば勝手に動ける。
これが精神と健康の正しい関係なのです。

■ 3.健康でイキイキと生きる最強の方法

さて、ここまで散々語ってきましたが
結局のところ
イキイキと生きるって何なのか?

私の答えはコレです。

“誰かからもらった言葉で動くのではなく、自分の機嫌を自分で取ること”

だって
人から「健康に気をつけなさい」と言われても
全然動けないじゃないですか。

でも
自分で
「今日は気分がええけぇ散歩するか」
「ちょっと体伸ばしたらスカッとするかも」
「美味しいモノ食べた後は少し歩こ」

こんな風に自分の機嫌を取れた瞬間、
健康が自然とくっついてくるんですよ。

そしてここで
冒頭のベーグル屋さんのおばちゃんの話に戻るのですが。

あの時のおばちゃん、
ただの勢いだけじゃなく
“自分の機嫌を毎日自分で取ってる人”だったんですよね。

焼きたてベーグルを食べるのも
運動するのも
笑うのも
全部「やらなきゃ」じゃなく

「私が心地いいからやるのよ」

そんなエネルギーが全身から溢れてたワケです。

あれこそが
健康でイキイキ生きている証。

そして、私もその背中を追いかけるべく
今日ついに決意しました。

…明日から焼きたてベーグル買いに行きます(今日じゃないんかいっ!!!)

以上、健康とイキイキ生活の極意でございましたっ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました